2011年9月24日土曜日

秋祭りの思い出

9月23日は地域の秋祭りだった。我が地域では毎年この日に山車が村中を回っている。今年も米俵と機関車トーマスの山車が朝8時半から半日かけて村中を回った。

今年は機関車トーマスだったが、ドラえもんの時も、ぴかちゅーの時もある。その年々によって違うのが楽しみだ。この山車を作るのは「わけしょ」(方言で若い衆のこと)の仕事だ。昔は青年団があって青年団が農作業の終わったあと、夜作っていたが、今は青年団組織がなくなったので、わけしょ(年齢は問わないらしい)で作っている。

今から50年も前、私にとってお祭りは盆や正月と共に楽しみだった。小遣いをもらってお宮に行き、たくさん並んだ出店で買い物をするのが嬉しかった。あるとき祖母にもらった50円玉を握りしめてお宮に行き、かんしゃく玉鉄砲を買った。その当時のかんしゃく玉は、細いテープ上に小さな豆粒のような火薬が並んでいた。私は鉄砲を手に嬉しくて嬉しくて仕方がなかった。しかし、半日も持たずに壊れてしまった。50円がとてももったいないと感じたことを覚えている。

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