2012年5月30日水曜日

今夜は月齢9の月がきれいに見えました

5月21日に金環日食から9日目の今夜は、月齢9にの月がきれいに見えました。月が出ている間は、星野写真はあきらめて、月が撮影のターゲットです。

ボーグ45EDⅡは口径45mmの小型レンズですが
ネットや雑誌で定評があります。実際画像を見ると
45mmとは思えないような画像になりました。

適正露光で撮影したものをトリミングしました。
海がよく写っています。 

 影の部分が適正露光になるように撮影しました。

さらにトリミングして拡大しました。

2012年5月27日日曜日

5/27 今日出会ったチョウたち

午後、北信濃に舞う蝶byH・A」のHAさんと、中野市から山ノ内町内へチョウの撮影に出かけました。中野市へはアゲハチョウが出ている頃ということで出かけましたが、期待していたようには発生していなく、数匹見かけましたが止まってくれないので撮影はできませんでした。出かけた証拠に撮影したチョウがこのチョウです。ハリギリのはに止まっていたチョウ・・・・名前を聞いたのですが・・・。(5・28追加 コジャノメだと思います。)

中野市はあきらめて町内の里山へ移動しました。そこにではベニシジミやスジグロシロチョウがたくさん飛んでいました。
ベニシジミ

ツバメシジミ
そこで初めて撮影できたのがツマキチョウです。上翅の先が黄色いチョウです。
ツマキチョウ
飛翔写真は難しい!!
 
スジグロシロチョウがツマキチョウにまとわりついていました。
ピントは全く甘いです。

ミヤマセセリ
 
アシナガバチの巣のそばに止まった・・・この名前も忘れてしまいました。
明日図鑑で調べてみます。
5/28追加 ヤマキマダラヒカゲ ではないかと思います。

スジグロシロチョウの飛翔連続写真を重ねてみました。

2012年5月26日土曜日

5/26 今日出会ったチョウたち

近くのスキー場近くの野原で4種類のチョウを見つけました。初めて出会った”ウスバシロチョウ”・・・だと思うのですが、口吻でハルジョンの蜜を吸っていました。写真で見てみると腹が太いのでびっくりしました。


次に見つけたのは黄色いチョウです。多分”モンキチョウ”だと思います。なかなか止まってくれないので遠くから撮りました。トリミングで拡大してありますので画像が荒くなっています。

次は初めて見る光景です。”ベニシジミ”と”ツバメシジミ”(後ろの翅に突起があるのでツバメシジミだと思います)がすぐそばに止まっていました。

2012年5月22日火曜日

5/22 マルの一周忌です

写真館で撮ったポートレート
去年の今日、家族として13年間一緒にいてくれたマルが私と妻に看取られて息を引き取りました。息を引き取る1年くらい前から心臓の発作を起こすようになりました。お医者さんに通うことが多くなり、いつかはこんな日が来る覚悟はしていたのですが、いざその日を迎えると現実を受け止めることができませんでした。

その日の朝、苦しそうなマルの声が聞こえました。そばに行くと目をうっすらと開けて私を見つめるのです。妻は早朝新聞の配達に出ていていません。今にも永遠に目を閉じてしまいそうな様子、私は「マルちゃん、お母さん帰って来るまで逝っちゃダメだ!!」と叫びました。妻を迎えに行っている間にひとりで逝ってしまっては後悔するばかりです。それから30分後やっと妻が帰ってきました。今にも逝きそうなマルの姿に妻も「マルちゃん逝っちゃダメ!!」と叫びますが、妻の声を聞いて安心したのか、10分も経たないうちに逝ってしまいました。そばにいたヨークシャーもマメも状況が分かっていて静かにマルを見ていましたが、息を引き取ったマル兄ちゃんのそばに行って「起きろ起きろ」というようにマルの顔に手をやるのです。

マルが我が家にきてから我が家が明るくなりました。今は社会人になっている息子が中学での作文に「マルちゃんがきてから家の中の会話が増えました。マルちゃんのおかげです」と書いたほどです。思い出せば私もギスギスしていたなあと反省すると同時にマルにありがとうともう一度声を掛けたいほどです。

ペットショップに妻と行くことがあるのですが、必ず「マルちゃんはいるかな」とマルチーズをまずさがします。いると店員さんにお願いして抱かせてもらいます。フワフワの毛並みがマルを思い出させます。

今は遺骨になり茶の間の本棚の下の祭壇にいます。法名は「釋満留」です。毎晩好物だった食べ物を供えますが、マメのおなかの足しになっています。今、ひとりになったマメに癒されている毎日です。

なかよしのマルとマメ


2012年5月21日月曜日

きれいに見えた金環日食・・・部分日食

今朝はマスコミでも盛んに取り上げられ楽しみにしていた金環日食が広範囲で観測されました。残念ながら山ノ内町は金環日食帯を外れていましたが、見事な部分日食を観測することができました。

最大食7時35分
この日のために、ND100000フィルターや望遠レンズを調達し、予行練習も行い準備万端で5時から夜間瀬川の堤防に出陣。頑丈な三脚にセットしピントを合わせることから始めました。太陽が出ていないので遠くの山でピントを合わせ、後は微調整しようと言うことで山から上がってくる太陽を待ちました。5時過ぎに太陽が上がってきましたが、山際は雲がかかりピントを合わせることができません。仕方なく待つことにしました。

6時過ぎには雲が切れ太陽がはっきりと見え始めました。一眼レフカメラのミラーアップしてミラーショックを防いで撮影開始です。ところがピントが合っているのかどうかなかなか分かりません。何回か撮影し、これでいいかという状態に持って行ってあとは5分ごとに撮影です。

6時20分頃から、太陽の右上からかけはじめ7時35分頃に最大食を迎えました。そして9時01分頃、日食は幕を閉じました。


不連続な連続写真
PCで見てみると、やはりピントが甘いです。RAWファイルで撮影したのでこれからじっくりと編集していきたいと思います。

さて次は、6月4日の月食、そして6月6日には金星が太陽面を横切ります。これも楽しみです。

2012年5月20日日曜日

5/18 古代桜の星空

5月18日夜、星がきれいに出ていました。宇木の古代桜の代表「千歳桜」(ちとせざくら)付近で静止撮影で星景を撮影しました。

千歳桜に沈む北斗七星


車が通りかかり、ライトが千歳桜を照らし出しました

東の空をリンゴ畑越しに撮影


星座線を入れてみました


上るさそり座



2012年5月16日水曜日

今朝はスジグロシロチョウが出迎えてくれました

一昨日ベニシジミがいた草むらに、今朝は白い蝶が止まっていました。スジグロシロチョウです。昨年までのわたしなら「モンシロチョウ」と迷いなく思いましたが、この一年で進歩したなあと自画自賛です。

そういえば昨晩は自宅のキッチンの窓にカエル(アマガエルだと思いますが・・・)張り付いていました。昔は田んぼに水が入るとカエルの大合唱が聞こえてきたのですが、最近はそんな風物詩も少なくなってきました。


午後、星ナビという雑誌に付いていた太陽観測フィルターを、コンパクトデジカメの前に付けて太陽を撮影してみました。
簡易フィルターで撮影

ND100000、300mm望遠

手持ち撮影、ピントをMFで∞にセット、露出は試行錯誤・・・・何とか丸く写りましたが、やはり専用のフィルターで三脚にセットした方がよいようです。(予想していたこと、当たり前かも知れないこと)でもこの付録はA5大の下敷きのようなもので他の雑誌の付録より大きいのです。簡易NDフィルター、観測メガネなどの工作に使えます。もう一枚ほしいと思って本屋さんに行ったのですが、品切れでした。

2012年5月14日月曜日

5/14 職場の草むらにベニシジミ発見

朝、職場に入る前は草むらを通って入ることが多くなりました。というのは昨年この草むらにシジミチョウがたくさんいたからです。クローバーやスイバ、ギシギシなどが生えている草むらです。

今朝いつものように草むらを通ると紅い色が見えました。ベニシジミが一頭クローバーの葉に止まっていました。早速カバンからカメラを取り出し姿をおさめました。朝ですので動きも遅くじっくりととることができました。

1時間後、羽の裏を撮ろうと草むらに出ましたが、太陽が高くなって気温が上がったのか動きが速く羽の裏を撮ることができませんでした。


ベニシジミの食草を調べるとスイバやギシギシということです。ギシギシは根が深く抜くことができません。いわば雑草ですが必要としている動物もいるのだなと思うと抜くにも考えてしまいます。


2012年5月13日日曜日

夏の三角形と銀河が撮れました

久しぶりに快晴の夜、月が出てくる前に夏の銀河を撮影しようと、宇木の古代桜の一つ「大久保の桜」の上に行きました。夏の三角形に合わせて、2分バルブで3カット撮影し、PCで比較明合成をしました。その後カラーやコントラストをソフトで調整、できあがったのが上の写真です。 
ISO1600 2分×3枚 F4 f18mm ソフトフィルター使用



左の写真は撮影機材です。TOAST-PRO赤道儀(赤い色をした機械)を三脚の載せ、知人に作ってもらったアームとウエイト、そしてカメラとレンズ、右下にあるのがタイマーです。このタイマーがあるとバルブ撮影を何回も繰り返してくれるので、セットしてスイッチを押せば後は待つだけです。
大久保の桜をもっと入れると絵になったのですが、広角レンズを持たずに出てしまったことと、桜のそばにセットしたため入りませんでした。悔やまれます。

1時頃月が出てきたのでやめました。さそり座や射手座も出てきて、望遠レンズで星雲を撮影したかったのですが次回に挑戦です。

2012年5月12日土曜日

ファインダー自作の記録

望遠レンズで星野写真を撮るとき、ねらった星や星雲を視野に入れることがうまくできず困っていました。インターネット上には市販のファインダーが紹介されていますが、結構いい値段がしています。そこでカメラのホットシューにファインダーを付けられないかいろいろ考えて自作を計画しました。

まず、安い単眼鏡を手に入れましたが、接眼部のレンズが小さくて見にくいのです。思い出したのが今眠っている望遠鏡についているファインダーです。これがなかなか明るくて見やすいのです。単眼鏡のように正立像ではありませんが使えそうでした。

準備した材料はこの写真の材料です。ホットシューに取り付ける「ヘロくない自由雲台付ホットシューマウントアダプターII型」(使える機材のセレクトショップ)、手持ちの5×25のファインダー、1/4ナットを溶接した鉄の板、ホース止めのバンド、段ボール、材料費約2200円でした。


手持ちのファインダーは40年前購入した望遠鏡のファインダー

1/4インチナットを大となる鉄の板に溶接し
そこにホットシューアダプターを取り付け

こんなふうに取り付けてカメラにセット
段ボールは、もう少しましなものに変更予定


完成!!!

今夜は久しぶりに星が出ています。早速使ってみたいと思います。

2012年5月7日月曜日

スーパームーンと太陽

5月5日夜、満月がきれいに見えていました。テレビでは「今夜の月はスーパームーンです。」とアナウンスしていました。今まで聞き慣れない呼び方なので何のことだろうと思いました。
調べてみますと、月は地球の周りを公転しています。しかし真円軌道ではなく楕円軌道で公転しています。この「スーパームーン」は地球に一番近づいたときの特別な呼び方だそうです。大きさで14%増、明るさ30-40%増というスーパームーンです。

ということを聞きますと居ても立ってもいられない私です。赤道儀も必要なく比較的簡単に撮れるので三脚とカメラ、最近手に入れたBORG45EDⅡを持ち出してスーパームーンを撮影しました。ところが、オートフォーカスレンズではありませんし三脚と雲台も比較的小型のものを使ったので、画像が揺れてピントがあわせにくいのです。ミラーアップしてレリーズでシャッターを切りました。

100カットほど撮影しPCで確認。ピントや露出が比較的よいものもありました。「大きい!」と感じるには月の出で風景がある方が絶対いいと思いました。

翌日5月6日は変化が激しい大荒れの一日でした。朝は太陽がまぶしいほど、お昼頃から雷、雨、風・・・夕方は美しい夕焼けが見えました。そんな朝、21日の金環日食(長野県北部は金環食になりません)の予行練習。昨夜と同じレンズを持ち出しました。三脚雲台は少し丈夫なものでしたが、やまりピント合わせが難しくて難儀しました。それでも中にはピントもあって黒点がしっかり写っているものもあり初めての太陽撮影としては合格かなと自己満足しています。


2012年5月6日日曜日

5/5 春のチョウを探しに(山ノ内町編)

昨日の続編です。中野市を後にして「北信に舞う蝶たちbyHA]さんの案内で、山ノ内町北部地区に春のチョウを探しに行きました。私が撮影できたのはスジグロシロチョウだけでしたが、サクラの花やカタクリにとまっているショットや飛翔のショットが撮れました。



 飛翔場面はピントが合いません。
HAさんは「ピントが合うのは運もかなりありますよ」
と慰めてくれます。300mmでは難しいようです。

温かな春の一日で汗をかきながら歩いて気持ちのよい半日となりました。