2013年6月29日土曜日

初夏の里山で「カメラおじ散歩」

朝からいい天気になりました。そこで蝶の写真を撮ろうと、300mmレンズを付けて、いざ里山へ!!

まず懐かしいクワグミが紫色に熟していました。早速「いただきます」と口に入れると懐かしい甘酸っぱい味が口に広がりました。

まず出会ったにがベニシジミ。一時期より目立たなくなった気がします。

いつもはじっとしてくれないモンキチョウですが
まだ早い時間だったのでセイヨウタンポポに止まっていてくれました。

ひげおやじのような顔をしたアブ(?)

毛虫が苦手な方、ごめんなさい。
クスサンの幼虫がクリの木を丸坊主にしていました。

クヌギの木にヒオドシチョウが羽を休めていました。


写真を撮っていると「こんにちは」と声が・・・いつもチョウのことを教えていただいているHAさん。
このあとご一緒させていただきました。心強い限りです。

少し暗い道の脇にヒメウラナミジャノメ

このチョウはヒメシジミ??
それともミヤマシジミ??
①②ともよく分かりません。
  

ヒメウラナミジャノメとバッタが仲良くしていました。

ヒメジャノメの交尾です。

「あれは・・蛾ですか」と私・・・
「いえ、ダイミョウセセリですよ」とHAさん
私にとっては初ゲットです。

カメムシの幼虫だそうです。

ここで、HAさんにお礼を言って私は帰路につきました。
「このあとゼフに出会えるかもしれませんね。冗談ですよ」
というHAさんでしたが、それが冗談ではなくなったと言う電話がありました。
なんと言うことでしょう・・・悔しいです。
HAさんのブログでみたいと思います。
メスアカミドリシジミ・・・。

ミドリヒョウモンが痛々しい姿でクズの葉に止まっていました。



ヒオドシチョウの表翅と裏翅は全く違います。

もうカブトムシが樹液を吸っていました。

ジャノメか・・・と思っていたら、写真で見るときれいな青色が・・。

ヒオドシチョウの裏翅はクヌギの樹皮にそっくりです。自然はすごいです。

2013年6月26日水曜日

里山のシジミチョウ

10日ほど前になりますが、HAさんにお願いして里山のシジミチョウの撮影に同行させていただきました。この時期、ゼフィルスと呼ばれているシジミチョウの発生に時期なのだそうです。

WIKIPEDIAでは、
「このゼフィルスに属するシジミチョウの雄は、木の枝の先端などで縄張りを張り、同種のチョウの雄が進入して来ると追いかけて縄張りから排除する習性を持つ。一般にが縦に長く、森林性が強い。ほとんどの種がブナ科植物を食べ、越冬する。成虫は6月から9月の間に発生し、年一化。日本産ゼフィルスは以下の25種であるが、広義的にミドリシジミ亜科の他種を含めてゼフィルスと呼ぶ場合もある。
と書かれています。詳しくはこちらからご覧下さい。
アカシジミがクリの花の蜜を吸っていました。
ウラナミアカシジミ
ミズイロオナガシジミ
ゼフィルスは以上3種類に出会うことができました。また他にも撮影できたものがありますので紹介します。
イチモンジチョウ
ミドリヒョウモン ?

2013年6月20日木曜日

6/20 小林一茶が眺めたかもしれないホタルに舞う庭

信州湯田中温泉には小林一茶が逗留した「湯本旅館」があります。ご主人から「ホタルがたくさん飛んでいるので、写真に撮ってくれませんか」と依頼されて撮影してきました。




庭のいたるところにホタルが飛んでいました。写真は4枚~8枚の合成写真ですので、実際にはこういう風には見えませんが庭木と調和してとてもきれいでした。


小林一茶もこんな情景を見たのではないかなと思いながら撮影しました。

2013年6月19日水曜日

望遠鏡自作キットが届きました。

子どもたちの夏休み中に、山ノ内町の教育委員会と子ども会育成会で星空教室を行うことになり、その講師になってほしいと依頼されました。子どもたちに美しい星空を見てもらって、宇宙や環境にも興味を持ってほしいと思っていたところ、この話だったので引き受けました。

さて、どうしたら子どもたちが喜ぶのか・・・と考えましたが、私が小学生の時に初めて望遠鏡のキットを購入して自作したことを思い出し、またフェイスブックで知り合いになった方が望遠鏡キットを使って星空教室をされていることを知り試作品を注文しました。

届いたものがこれです。初心者にも簡単に取り扱えて、なおかつ費用も安価で済むということから選びました。しかし予想以上の小ささにびっくりしました。
口径4cmの小さな望遠鏡です。レンズはアクロマートレンズ、焦点距離は420mm、標準付属 アイピースK-12mmを付ければ35倍となります。月を見るには十分で、土星の輪も見えるそうです。
早速箱を開いてみると、中には紙でできた鏡筒を中心とした部品と説明書が入っていました。


























子どもたちの表情を想像しながらキットを空けました。子どもにとって、やや説明書は難しいなと感じましたが、そこは指導者の教え方一つです。実際に作ってみてコツをつかんでいきたいと思います。
メーカーのHPはこちら http://www.orbys.co.jp/kolkit-jp/

ところで、来週25日(火)長野県中野市の商工会議所セミナーでJAXAの川口淳一郎教授による「小惑星探査機「はやぶさ」が挑んだ人類初の往復旅行」の講座が開催されるそうです。「はやぶさ」が、関係者の努力、執念で奇跡的に帰還して、6月13日で3年ということでもあり貴重なお話が聞けそうです。

詳しくはこちらに資料が載っています。http://www.nakanocci.or.jp/gyoumu_seminar.html#seminar
 

2013年6月15日土曜日

夕焼けがきれいに見えた先週でした。

6月9日(日)から数日間、北信濃では夕焼けがきれいに見えました。
6月9日(日)妙高山上空が真っ赤に染まりました。

6月10日(月)低空は雲が多い夕焼けでしたが・・・
6月10日(月)上空は秋のような空が広がりました。

6月12日(水)はすっきりした夕焼けでした。月齢3の月が夕焼けを見下ろしていました。

月が沈んでいく様子を4分間隔で連続撮影しました。
6月13日(木)は上空に黒い雲、低空に夕焼け。北信五岳の稜線がきれいに見えました。

6月13日(木)

6月12日は三日月でした。欠けた部分がうっすらと見えます。地球に反射した弱い太陽の光が月を照らして見える「地球照」という現象です。
地球照


2013年6月9日日曜日

さらに遠ざかるパンスターズ彗星

3月から楽しませてくれたパンスターズ彗星です。5月末には、アンチテールと呼ばれる尾を長く引いて北の空に一晩中見えました。

5月31日



6月2日

6月3日

彗星がこぐま座を移動していく様子をコンポジット合成しました。

この後、夜空が見えず久しぶりに快晴となった6月8日、パンスターズ彗星の姿を撮影しようとレンズを向けました。なかなかその姿をとらえられずあきらめて、銀河などの撮影をしましたが、PCで確認してみると、画面の隅に売るっていました。すべて100mmレンズ、ISO1600、f/3.2 120秒露出の同じ条件で撮影しました。ずいぶん暗くなってしまいました。

6月8日


パンスターズ彗星を撮影しながら、横たわる銀河を
対角魚眼など手持ちのレンズで撮影してみました。

白鳥座のデネブ付近の北アメリカ星雲を初めとした散光星雲も撮影しました。


動画も作ってみました。

梅雨が明けると夏の銀河がきれいに見えてきます。これからも楽しみです。