2016年3月20日日曜日

3月、未明の銀河

3月17日早朝、4時から夜明けまで上ってくる銀河を撮影しました。とはいっても、ずっと起きていたわけではなく、カメラを三脚にセットして、連写で自動的に撮影できるようにして、私は再び布団の中に戻るという放置撮影です。朝回収して見ると、何枚か人工天体の光跡が写っていました。

撮影データは、EOS6D シグマ対角魚眼15mm F2.8 ISO1600 30秒露出です。

さそり座には火星と土星、そして夏の大三角形がきれいに見えました。
4時4分
4時14分にはハッブル宇宙望遠鏡がアンタレスの下を通過していきました。非常に暗くPCに表示するまでよく見えませんでした。

トリミングしてみるとアンタレスの直下をハッブル宇宙望遠鏡が移動していくのがはっきりと見えます。

ハッブル宇宙望遠鏡通過前に火星の上を通過する光跡が写っていました。最初はこれがハッブル宇宙望遠鏡かと勘違いしていました。

 ATLAS CENTAUR:アトラス・セントール(英語: Atlas-Centaur)はアメリカの使い捨て型軌道投入用ロケット(ウィキペディアより)

4時16分にはSEASATが南の低空を通過していきました。
「シーサット(SEASAT)はアメリカ航空宇宙局 (NASA) が打ち上げた最初に軌道上から海洋観測を目的として設計され、合成開口レーダー(SAR)が搭載された人工衛星である。」(ウィキペディアより)

4時38分にはOTV-4がイリジウムフレアと間違えるような姿で見えました。OTV-4は詳しい説明が見あたらないのですが、アメリカの軍事用スペースシャトルという情報もあります。

空が少し明るくなった時間にはコスモスカイメッド2(イタリアの地球観測衛星)が写りました。

5時にはこんなものが写りました。前後の画像には写っていないので流星かと思います。

70枚の画像を合成しました。




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